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埋設配管漏水補修

2023.09.12 20:42|水道のこと
夕方に急遽ご連絡をいただいたアパートの漏水補修をさせていただきました。

アパート裏手にある水道メーター部分が広範囲で水没しており、メーター器の近くから漏水しているようでした。

溢れ出た水をある程度くみ上げてメーターの止水栓を止め近くを掘ると、屋内引き込みの鋼管と塩ビパイプの接続部から漏水しておりました。

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鋼管部は防食テープが巻かれているのに塩ビとの接続部には防食テープが巻かれておりませんでした。

塩ビのねじ込み部は案の定、途中で折れてしまったのでソケットごと交換です。

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古い配管の為、慎重かつ丁寧にやりつつもかなりの力を入れないと外れません。


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鋼管のねじはしっかり山が残っていたのでソケットを交換し、塩ビ管と接続しなおし、接続部も防食テープで巻いて修理完了。


漏水補修から散水栓移設

2022.04.07 19:47|水道のこと
数カ月前より漏水の疑いがあるので見て欲しいとご連絡をいただきました。

まずは宅内のトイレ、キッチン、浴室など比較的目視しやすい箇所で異常がないか点検をします。

室内では異常が見られなかったので、水道メーターの位置から宅内に引き込んであるであろうルートにあたりをつけ掘って埋設管に異常がないか点検します。

埋設管の漏水箇所で多いのが分岐部や立ち上げ部なので数メートル置きに掘っては確認しましたが異常なし…

掘削等では確認困難な床下や壁裏配管かと諦めかけていましたが、お客様よりメーターの位置から反対側の玄関側にも建物の下を通って散水栓用の配管が通ってるとの事で、試しに縁切りをして見ることにしました。

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左の配管が玄関側へ行っている配管です。

途中で切断しキャップをしてからメーターを確認した所異常なし!!

直接漏水している箇所の特定には至りませんでしたが、散水栓までのどこかで漏水していたことが分かりました。

既存の散水栓は縁切りし、新たに管理しやすいよう別の箇所から分岐して新たに散水栓を設置しました。

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建物の外周に沿って穴を掘り玄関側へ配管しなおしました。

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埋め戻して工事完了です。

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配管保温巻き直し

2021.01.18 19:39|水道のこと
空家になっている貸事務所の水道配管凍結が心配ということで、配管保温の巻き直しをさせていただきました。

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キャンバスとスチロールカバーが劣化しているので古い保温材をめくって新たにやり直します。

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今回は20mm厚のスチロールカバーの上に更に10mm厚の保温チューブで二重巻きにしました。

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耐候性に強いビニルキャンバスで巻きなおして完成です。

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ちなみにトイレのタンクへ接続されていた配管は破損まではいかないまでも凍結して伸びた痕跡がありました。

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右が通常のステンレスフレキ管。

室内にも関わらずこんなに膨張するほど夜中に冷え込むのが分かります。

こちらも新しく配管を接続したのち念のため保温巻きさせていただきました。






水道配管の凍結にご注意下さい。

2021.01.13 17:18|水道のこと
日に日に寒さが厳しくなって参りました。

この季節に注意したいのが水道配管の凍結。

各家庭の設備状況によって凍結しやすい場所とそうでないところとあり、特に関東地方の場合凍結防止に対する意識はそこまで高くないかもしれません。

一度凍結してしまった場合は無理にお湯をかけたりせず日が昇り気温上昇とともに自然に溶けるのを待つのが無難です。

ただ、できることなら凍結させないことが一番大事です。

特に鉄管などの場合は凍結による膨張に耐え切れず配管自体の破損を招いたり、内部が剥離することにより剥がれた配管の一部が詰まりの元になったりします。

先日の連休中も夜中の冷え込みが厳しくお湯が出ないとのお問い合わせを何件も頂きました。

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こちらのお客様宅では、台所の裏から水が噴き出る音がして慌てて水道の元栓を閉めたとご連絡をいただき、現場へ来てみると台所へのお湯の配管が日が当たらない北側で尚且つ地中からの立ち上げ配管の露出部が長めでした。

破損部を探すため保温材をめくろうにも噴き出していた水が短時間で凍るほどの場所でした。

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外した配管からエルボー部分が大きく破損してるのがわかるかと思います。

とりあえずは給湯配管部の破損を確認し、トイレなどを使えるようにするために給湯器への入り口の給水栓を閉めて水道の元栓を開けました。

試しに給湯器入り口の給水栓を開けてもこの状態
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わかりますでしょうか?これ本来は水が出てくるはずなんです。

つまりまだ配管が凍ってるってことなんです。

ここから配管をヒートガンを使って熱くなりすぎないように温めていきます。
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ようやく水が出てきました。
剥離したゴミが蛇口にいかないようにある程度通水。

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配管を接続後保温を巻き直して完成です。

給湯器の接続配管回りや各蛇口への配管など、露出配管部はきっちり保温がされている場合でも気温によっては凍結してしまう場合があります。

配管が比較的短い場合は凍結防止ヒーター巻きをすることによって水を出しておかなくても済むようにも出来ますが電気代が結構かかってしまう場合もあります。

水を出しておくことはなんとなく抵抗があるかもしれませんが、天気予報の情報などをチェックし氷点下まで気温が下がる日は特に気をつけ通水を忘れないことが結果的に一番経済的かもしれません。


井戸ポンプ漏水修繕工事 筑西市 K様

2016.10.26 16:41|水道のこと
先日ポンプ交換の際に漏水の疑いがあったK様のお宅の修善工事に行って参りました。

前回給湯器入口給水栓を閉めた所、ポンプが停止した為、入口給水栓以降のどこかで漏水していると思われました。

給水栓以降で検査するのは、給湯配管系統(黄色部分)と浴室シャワーへ埋設で行っている同圧配管系統(赤色部分)の二ヶ所です。

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試しに給湯配管を給湯器との接続を縁切りした状態でキャップをして給水栓を再び開けます。

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これでポンプが停止すれば原因は給湯配管系統の漏水。

逆にポンプが回るようだと同圧配管系統での漏水だと大方推測出来ます。

結果はポンプが回った為、同圧配管系統で漏れの疑いが濃くなりました。

今度は給湯配管には問題が無いか調べる為に、給湯配管を再接続し、同圧配管系統を縁切り、給水栓上部の同圧配管接続部にプラグをして再び給水栓を開けます。

無事ポンプが停止したので給湯配管系統の漏れの心配はこれで無くなり、やはり同圧配管での漏水だという事が分かりました。
おそらくは地中埋設部のどこかで漏水している模様。


今度は宅内にお邪魔し、全ての水栓を検査した所幸いにも切り離した同圧配管部は浴室シャワー水栓の水側のみ行っていたことが分かり給湯器までの距離があるものの、一か所新たに配管させて頂くことになりました。


まずは、シャワー水栓水側の穴開け。
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ダイヤコアで既存の配管ごと抜きます。

在来工法の浴室でなければ縁の下に潜り、基礎を二ヶ所穴開けして縁の下に配管を通す事も出来ましたが、今回はそれが出来ないので転がし配管で玄関先の浴室壁面まで水道用の鋼管と架橋ポリ管で配管をしました。

架橋ポリ管(赤斜線部)で再接続。
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複雑な部分は直線性を保たせる為鋼管で配管しました。
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配管は隠れているに越したことはありませんが、犬走りの打ってあるこういった現場では配管経路にカッターを入れてハツって補修など大掛かりになり限界があります。

給湯配管の一部でもやり直しの痕跡がある事から以前も漏水したことがあるようでした。


最後に不要になった給湯器側の同圧配管立上げ部を撤去して工事完了。

これで漏水の心配も無く、ポンプに余計な負担もかからず安心出来ると思います








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Author:popo178
はじめまして!稲葉燃料店です。

当店は茨城県筑西市にて創業1889年の「まちのガス屋」です。

LPガス・灯油の販売はもちろん住宅設備機器の販売・安心の自社施工。

ガス・灯油以外にも。。。

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小さな個人商店ですが確かな技術と小回りの良さを大事にしています。

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